部屋別のハウスクリーニングの掃除方法―ベランダ編
家の中はしっかりと掃除しても、ベランダやバルコニーなどはついつい後回しにしてしまうという人は多いかもしれません。ベランダは常に外にあり、日々雨や風、紫外線にさらされているので、汚れが付着しやすい場所です。川口市でベランダのハウスクリーニングをする際の、やり方やコツについてしっかりと覚えておきましょう。
ベランダのハウスクリーニングに適している日
川口市でベランダのハウスクリーニングを行う上で、まず考慮しておくべきことは、ベランダのハウスクリーニングには向いている日と向いていない日があることです。避けた方がよいのは、風が強い日、また晴天の日です。近所に影響が及ぶ可能性も高いので、砂やほこりが舞い上がりにくい風のない日を選ぶことが大切です。湿度が高く、くもりや小雨の日であれば最適といえるでしょう。
ベランダのハウスクリーニングは、やりはじめるとかなり時間がかかることが多いため、熱中症や日焼けなどを避けるためにも、気温が高く快晴の日は避けた方がよいといえます。時期でいえば梅雨の時期が一番向いていて、天気が悪い日は自宅でベランダのハウスクリーニングをするという選択も一つの方法です。
そして、川口市でベランダのハウスクリーニングをするのであれば、近所に迷惑にならないような水の使い方を把握しておくことも重要です。防水加工がされていないところも多く、マンションの場合には一つの排水溝を二世帯で共用しているところもあります。
あまりにも大量の水を使うと下の階に水漏れすることもあり、隣に水が流れる可能性もあります。まずは利用規約を読んで、大量の水を流すことが禁止されていないかどうかなどを確認したうえで始めることが大切です。たくさんの水を使わなくても充分にきれいにできるので、適切な方法を把握することが重要です。
汚れに応じた掃除の方法を身につける
ベランダの汚れといっても、その汚れは実にさまざまなものがあります。日々雨や風にさらされ、ガーデニングに活用している人もいて、さまざまな汚れが付着しやすい場所だからです。そのため、汚れに応じた掃除の仕方を知ることで、比較的楽に汚れを落とすことにもつながり、掃除もスムーズになります。
一番付着しやすい汚れが土埃と砂です。何もしていなくてもたまりやすく、もしもガーデニングをしているのであれば、さらにその量は増えるでしょう。このような細かいごみを除去する際には、新聞紙が最適です。新聞紙を水でぬらして細かくちぎり、ベランダに撒きましょう。そしてほうきを使って新聞紙と一緒にちりとりに集めていきます。ほこりや繊維くずなども同じ方法できれいに取り除くことができます。
排水溝のごみは不衛生なことも多いため、ゴム手袋をつけて掻き出すように取り除きます。道路に面している家の場合には、排気ガスの油で汚れることもあります。この掃除にはアルカリ性の洗剤が向いています。また環境のことを考えるのであれば、重曹を使うのがよいでしょう。ブラシなどにつけてこすることで、しっかりと落とすことができます。
ベランダは鳥の糞が付着していることも多いですが、ここには病気の原因菌がひそんでいて、アレルギーを引き起こすことも考えられます。見つけたらすぐに取り除くことが大切ですが、ゴム手袋などを付け、菌を吸い込まないようにマスクをしたうえで拭き取るようにしましょう。
スムーズにベランダのハウスクリーニングを進めていく
ハウスクリーニングを始める場合は、短時間で手際よく終わらせるためにも、段取りを考えておく必要があります。まずは使う道具をすべて用意しておきましょう。掃除を始める前にすべてのものを用意して、取りやすいところに置いておきます。その都度用意するのは時間のロスにもつながります。
また掃除をしやすいように、なるべくものがない状態にしておきましょう。ガーデニングに使う植木鉢なども、すべて室内に移動させておきます。すのこやウッドパネルを敷いていれば、それらも取り外してから始めます。
まずやりたいことは、鳥の糞の除去です。鳥の糞には菌が潜んでいる可能性もあるため、最初に取り除いてしまいます。終わった後は消毒も忘れずに行いましょう。次に濡らした新聞紙をまき散らしごみを掻き取ります。これで細かいごみはすべてきれいにできるでしょう。隅の部分は掃除機などで吸い込むことで簡単に除去できます。
ここまでできたら汚れた部分をきれいに拭きます。排気ガスの油汚れ、コケなどがあればきれいに落としていきます。排水口の掃除も忘れずに行いましょう。仕上げにしっかりと絞った雑巾で床全体をまんべんなく拭いていきます。床だけではなく、手すりや壁、サッシなども忘れずに拭くことが大切です。汚れた水を残すと、乾いたとき跡になって目立つので、隅々までしっかりと拭き取っていきます。
ベランダのハウスクリーニングは大変に思うかもしれませんが、最適な日を選び、汚れに応じた掃除の仕方、効果的な流れなどを知ることで、効率よく進めていくことができます。きれいなベランダを維持するためにも、定期的に行っていくとよいでしょう。